フランス海岸松樹皮抽出物について

フランス海岸松樹皮とは?

パンフェノン_フランス海岸松樹皮抽出物

犬猫ペット専用サプリメントのパンフェノンにも使われている、「フランス海岸松樹皮」。フランス南西部の海岸に自生する松の樹皮は強い紫外線にさらされる厳しい環境に生育しているために、外皮が厚くなるのが特徴です(左写真)。北米でネイティブ・アメリカンが松樹皮を伝統薬として古くから利用してきたことをヒントに、研究が進められフランス海岸松の抽出物にもフラボノイドが多いことが発見され健康食品として注目されるようになりました。

フランス海岸松樹皮の特徴は?

フランス海岸松樹皮の主な使用部位は、樹皮の中でも外側の硬い外皮を除去し、乾燥させた内側です。
そのなかには有効成分のプロアントシアニジンというフラボノイドが含まれており、強力な抗酸化作用を持つことで知られています。その抗酸化作用の効果はビタミンCの50倍とする報告もあります。

プロアントシアニジンには、血管を強化し、中性脂肪を低下させ、動脈硬化を予防するなどのさまざまな効果があるとされており、フランスでは1950年代から研究され、現在では静脈不全や静脈瘤、網膜障害などの血管治療薬にも使われています。

また、タンパク質の一種であるエラスチンの伸縮維持とコラーゲンの合成を助ける働きがあるとされ、皮膚や血管の弾力性を維持する機能があることも指摘されているのです。
さらに、プロアントシアニジンは、メラニン色素を作る酵素チロシナーゼの働きを抑えるともいわれているので、肌のシミ、くすみを防止、改善する、いわゆる美白効果も期待でき、
最近では、更年期障害、生理不順、子宮内膜症、生理痛など女性特有の症状の緩和にも有効性が認められ、注目されています。

パンフェノンについて